アーク溶接の種類と特徴について
「アーク溶接」は気体中の放電を利用して金属同士を繋ぎ合わせる方法で、溶接の時に飛び散る火花をアークと呼び、強い光と高温を発するのが特徴です。
アーク溶接にはいくつかの種類があります。
◇被覆アーク溶接
古くから用いられている方法で、被覆アーク溶接棒と材料の間に電流を流してアークを発生させて溶かして接合させる方法です。
また、被覆アーク溶接は全て手作業にておこなうため「手溶接」とも呼ばれていましたが、半自動溶接の「マグ溶接」が普及された現在は以前に比べると減少しています。
◇マグ溶接
アーク溶接のなかでも国内で最も用いられているのが半自動溶接のマグ溶接で、シールドガスに不活化ガスと炭酸ガスを混合して加工をします。
マグ溶接で加工できるのは鋼やステンレスの鉄鋼製品で溶接トーチを機械化すると自動溶接も可能です。
◇ミグ溶接
ミグ溶接は不活化ガスを使用するためほとんどの金属で加工できますが、不活化ガスは高価なので実際はステンレスやアルミニウムなどの合金の溶接に使用することが多いです。
溶接の速度が速く仕上がりが美しいのが特徴です。
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2023.04.20