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アーク溶接とTig溶接の違いは?

アーク溶接とTIG溶接は、どちらも金属を溶かして接合するというものですがそれぞれの特徴があります。

アーク溶接は、溶接棒という消耗性の電極を使用しますが、TIG溶接では非消耗性の電極を使用して溶接が行われます。アーク溶接の電極は、溶接棒として溶接材料を供給し、同時に電極としてアークを作ります。TIG溶接では電極は電流を通す役割を果たします。

アーク溶接は通常、電極が被覆されたガスが供給され、ジョイントを保護しながら不純物を取り除く役割がありますが、TIG溶接では、非酸化性の保護ガスが使用され、酸素や窒素などの不純物を排除しながら金属を保護します。

アーク溶接は、一般的な金属溶接に広く使用されますが、特に鉄鋼溶接に適しています。一方、TIG溶接は高品質な溶接が求められる場面で利用され、ステンレス鋼、アルミニウム、チタンなどの非鉄金属にも使用されます。

TIG溶接は、非常にきれいで、外観が美しいことで知られています。もちろん、アーク溶接も美しい溶接が可能ですが、TIG溶接ほどキレイな仕上がりにはなりません。

どちらの溶接方法を選ぶかは、溶接の用途と必要な品質によって異なりますが、株式会社エステックでは、どちらの溶接にも対応し、最適な溶接方法を提案していますので、いつでも気軽にご相談ください。

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2023.10.20

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